フランチャイズ加盟の流れと、契約前(・1~資料請求・オーナー訪問・法定開示書面閲覧)のポイントと絶対するべきこと

フランチャイズ加盟の流れと、契約前に絶対するべきこと

1・まず最初に資料請求

 

フランチャイズの資料請求

フランチャイズの資料請求は、ネットから簡単にできます。
加盟したいフランチャイズ業者が決まっていない場合、複数の候補から資料請求をし、パンフレットをよく読み説明会に参加したうえで比較するのがオススメです。

 

資料では、加盟店の撤退率・オーナー数と店舗数(多店舗経営オーナーの比率)などをしっかりチェックしましょう。
電話やメールでの対応が悪い会社は、加盟してからのトラブル対応がいまいちなこともあるため避けたほうが賢明です。

 

本部訪問では、従業員の雰囲気や社風が自分と合うかを見極めるのが大切です。
オフィスの活気があるか・清掃は行き届いているか・質問にはしっかり答えてくれるか等で会社の将来性もある程度わかることがあります。。
もちろん自分自身もオーナーとして適格かを見られているので、あらかじめ企業サイトでサービス内容や業務形態について簡単な知識はつけておきたいところです。

 

2・加盟店オーナー訪問で生の声を聞こう

フランチャイズ加盟オーナー訪問での話し合い

 

一番のおすすめは、既存の加盟店をいくつか訪問しオーナーから話を聞いてみることです。
まず、フランチャイズ本部が紹介してくれる加盟店は「成功している店舗」であることがほとんどなのを留意しましょう。

 

オーナーから別の店舗を紹介してもらったり、独自にアポイントを取って経営の実態についてしっかりとリサーチしたいところ。
本部の言っていることと現実の経営状態にギャップが無いか・システムの問題点や予想外のことは無いか・サポート指導は適切に行われているかについて特に知っておく必要があります。

 

繁華街と住宅地のように、立地条件や商圏・顧客層が違う加盟店をいくつか訪問して話を聞くうちに、経営のコツやビジョンもはっきりしてくると思います。
収益が予定より少ない加盟店が多かったり、既存店オーナーから本部の悪口がたくさん出るフランチャイズはやめておいたほうが無難です。
訪問の際は、手土産を持っていくなど印象を良くすれば意外と話をしてもらえます。FC加盟してから横のつながりでお世話になることがある可能性もありますし、こちらが本気で開業を考えている姿勢を見せることで、加盟オーナーにしかわからない本音も聞きだせるかもしれません。

 

3・法定開示書面のチェック

 

フランチャイズオーナーとの話し合いイメージ

法定開示書面とは、フランチャイズ契約の内容についてわかりやすく書かれた書類のことです。
フランチャイズ本部の事業規模・業務内容・財務状況・契約に関する訴訟件数・テリトリー権・契約違反ペナルティ・金銭面・経営指導など、重要事項をしっかりと自分で確認する必要があります。

 

既存店舗数の減りが少なく新規加盟店が年々増えている場合、勢いがあり成長性が見込めると考えられます。また、契約更新率が高いことは収益性・安定性が良いともいえます。
テリトリー権は「ある一定の範囲内には同じフランチャイズチェーンを出店してはいけない」というきまりのことで、自分が出店したい土地があっても近くに既存店がある場合は開業できないので注意してください。

 

ロイヤリティ(加盟店が本部に支払う費用)はどんな規約になっているかの確認も忘れずに。
「売り上げ歩合方式で総利益にかかわらずずっと同じ金額を支払うのか?」「定額方式で売り上げ金額に対し一定の割合なのか?」で、開業後オーナーがもらえる利益に大きな差が出ることも。

 

FCロイヤリティの主な種類

  • 粗利分配方式…売り上げから商品の原価をひいた粗利に対しパーセンテージをロイヤリティとして支払います。コンビニエンスストアなどのチェーンで多いです。
  • 売り上げ歩合方式…たまたま売り上げが悪い月があったとしてもロイヤリティが低くてダメージが少ないという利点があります。
  • 定額方式…ロイヤリティがずっと変わらないため、売り上げを増やすほど手元に残る利益も増えます。自分の努力の結果がわかりやすくモチベーションを高く保ちやすいと言えます。

 

企業によっては、オーナーの最低収入保証や赤字補填などのサポートをしていることも。

 

そのほかの法定開示書面チェックポイント

  • 直近5年間訴訟件数

特に「加盟店から訴えた件数」が多いのは要注意!
個人で裁判を起こすというのは、時間も手間もかかります。それなのに話し合いで解決できず裁判に踏み切るのは重大なトラブルがあったということなので、この件数が多いFCは危険だといえます。

 

  • 直近3年間で契約を中途で終了した加盟店の店舗数

契約期間前に解約する理由は「売り上げが少なくて撤退した」という理由がほとんどです。
毎年売上高が上がっていて景気の良いFCに見えても、中途解約件数が増えているならば加盟店オーナーにとっていいFCではありません。